寿司屋のギョクにあこがれて
春になると東京の暖かさがうらやましく思います。
3月ですね。
あのカステラのようなすり身の入ったふわふわの、
江戸前寿司の玉子焼=ギョクにあこがれて
夜な夜な試してみるわけです。
ガスならまんべんなく火がとおりましたが
やや強めの焼き加減になり
炭火なら食感はよくとも焼きむらがでました。
職人さんが何年も工夫してようやく身につけるわけですから
一朝一夕になんてできるはずもありません。
だからといって
挑戦すらしないというのも面白みがありません。
このひと月、さまざまな配合と加減を変えながら
なにより玉子焼はみなさんの大好物ですから
おいしく焼きあがった今日からお出ししていきます。
良い夜を。